グランジュテの生徒さんがPTNAステップの5回継続表彰を受賞され、メッセージを書いていただきました。中学生の息子さんがいらっしゃり、ご自分も出版社勤務のお忙しい方ですが15年近く在籍されています。
ステップに挑戦されることで、毎回目標を持ってステップアップされています。
これからもますますのご活躍を期待しています!(講師 望月美奈)
このたび、(5回目ながら)『ピティナステップ』の継続表彰をいただきました。
望月先生にご指導いただいくようになって10数年、それまで漫然とピアノを練習していた私に、先生はステップのことをさりげなく勧めてくださいました。
ステップに参加することで、“聴き手”を意識した演奏に
月2回のレッスンや自宅で弾いているだけでなく、ステージ上で演奏しアドバイザーの先生方からコメントをいただく機会があることを知り、それなら、と気軽に申し込んだのは2年ほど前。
いま思い起こせば、おそらくそこが私にとってのターニングポイントだった気がします。
“発表”をするからには、やはり聴いてくださる方のことを意識し、そのためにはどんな音を出すか、いかに演奏するかを考えて練習することがレッスンの課題となりました。
とはいえレッスンの内容は、決して、無理難題というわけではなく、あと一歩先、もう一段高いところを目指してのご指導です。
意識をして弾く音は、聴き手側にも伝わるということを教えていただきました。
いよいよ本番。緊張感にちょっとだけ後悔も。
“大人歴”長いモノにとっては、ほめられたり、課題を与えられるのは新鮮でもあり、モチベーションが揚がるもの――というわけで、目標を見据えて曲を選び、それなりに練習しステージの上に立つことになりました。
しかし本番が近づくにつれ、徐々に緊張と「何で申し込んでしまったのかしら」と今更ながら後悔が…。
それでも演奏後には、今後の課題や嬉しいコメントをアドバイザーの先生方からいただくと一転、「じゃあ次は」と妙に前向きな気持ちになるから不思議です。
その繰り返しで、気づけば5回目のステップ参加となりました。
初めてポピュラー曲に挑戦。私なりの新境地。
今回、私は初めて練習曲とポピュラー曲に挑戦。
先生にとってもポピュラー曲でのステップは初めてだったようで、もしかしたら驚いた選曲だったかもしれません。しかしあくまでも私の意思を尊重してくださって、楽譜探しから始まり、じっくりご指導いただきました。
最終的に曲を決める段階で迷ったときも、「ポピュラーに挑戦」することを後押ししていただきました。そのおかげで、『新境地』と言っては大げさかもしれませんが、私なりにレパートリーが広がり、ピアノの楽しさが膨らんだ気がします。
今回、広いホールで演奏し、音の響きを少しだけ楽しむことができたのも収穫でした。
グランミューズの楽しみ。90歳までピアノを。
ステップの『グランミューズ』(大人部門)は、コンクール参加をするハイレベルな演奏者から、大人になってピアノを習い始めた方、なかにはお孫(ひ孫?)さんの応援のもと、ピアノに向かう90歳を超えるおばあちゃま、等々いろいろな方の演奏を聴くことができるのも楽しみなのです。
5回目のステップを終えた今は、次の目標を模索しつつ、私も90歳までピアノを弾くことを目指して(笑)レッスンを続けさせていただきたいと思っているところです。
(D.E)
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